この望遠鏡は1970年東京大学東京天文台内(三鷹市)に建設されて成果を挙げ、1980年に長野県野辺山での世界一の45mミリ波電波望遠鏡建設に大きく貢献しました。1993年にはバラ園で有名な錦江湾公園内に移設され、45m鏡、茨城県鹿嶋の34m鏡、水沢の10m鏡と組んで口径1306km、日本列島サイズの電波望遠鏡を実現しています。1992年にはオリオン星雲からの水蒸気の異常電波の発見などで活躍しVERA計画実現の牽引役を務めました。
現在も観測データを用いて学生が論文を出版するなど現役です。グリーンベルトの緑の中に白く映えるH-IIロケットと6m望遠鏡の姿はとても美しく、市民に愛されています。
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