石垣島での天文学の広報普及と星空観光振興に関する協定を結ぶ

11月27日、国立天文台と石垣市観光交流協会は、「石垣島での天文学の広報普及と星空観光振興に関する協定」を無びました、調印は国立天文台水沢VLBI観測所の小林秀行所長(事務取扱)と、石垣市観光交流協会の高嶺良晴会長とで交わされました。
 石垣島では、2002年にVERA石垣島観測局が開局して以来、天文学の広報普及や地域振興のために、地域と協力、連携した活動が続けられてきました。2002年から始まった南の島の星まつりは、日本最大と星のイベント(環境省)と呼ばれるまでに発展し、2006年には、石垣市と国立天文台が石垣島天文台を建設、2013年には石垣市が「星空学びの部屋」を併設し、国立天文台が開発した4D2U(4次元デジタル宇宙)の上映も始まっています。
 ここ数年、「石垣島は星の島」として注目され、多くの天文ファンや観光客が大勢訪れ、メディアでも数多く取り上げられるようになっています。
このため、国立天文台と石垣市観光交流協会は、以下の目的を実現するために、お互いに連携協力して活動することを確認して、協定を結ぶことになりました。
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< 目 的 >
 国立天文台と石垣市観光交流協会は、国立天文台が石垣島でおこなう天文学の広報普及活動と石垣市観光交流協会がおこなう星空観光振興について、相互に理解し共に連携し地域の発展のために、その活動を推進します。
< 活 動 >
・石垣市民や石垣島への来島者が、天文学に親しみ、学び楽しんでいただけるよう、国立天文台がおこなう広報普及活動に、石垣市観光交流協会は連携して協力します。
・石垣市観光交流協会が、石垣島の星空資源を地域振興や観光産業発展のために活用することに、国立天文台は連携して協力します。
・国立天文台と石垣市観光交流協会は、お互いの組織の特徴を認め合いながら、相互に協力し連携することによって、石垣島での天文学の広報普及と星空観光振興を進めます。
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関連URL
石垣市観光交流協会 http://www.yaeyama.or.jp/
石垣島天文台 http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/top
VERAプロジェクト(VERA石垣島観測局) http://veraserver.mtk.nao.ac.jp/index-J.html

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