宇宙桜が、植樹から4年で開花! 鹿児島入来小学校で

 2012年3月21日に、VERA入来観測局のふもとにある鹿児島県薩摩川内市立入来(いりき)小学校で 植樹した、高知県仁淀川町から贈られた宇宙桜が先日開花したことが分かりました。

 植樹から4年目で、初めての開花で、小学校の子供たちや、成育を見守ってきた地元のみなさんたちは、大喜びです。

 地元で世話をされていた野崎さん(造園会社)からは、「育ちが悪くて心配で、周りの土を一年前に入れ替えて、ようすを見ていたら、小学校から咲いたという連絡があった」と、また、VERA観測局ができたのをきっかけに始まった星のイベント「八重山高原星物語」の実行委員長の田島さんは「4年前の植樹を思い出して、また感激しています。当時植樹をいっしょにした子供たちと喜びを分かちたい」と、それぞれの方から、開花の写真を撮って送ってくれました。
 この宇宙桜の植樹は、2012年にVERA10周年の記念の企画として、高知県の仁淀川町で育てた苗木をVERA観測局のある街、岩手県奥州市(水沢観測局)、薩摩川内市(入来観測局)、沖縄県石垣市(石垣島観測局)で行われたものです。

 石垣市では、台風の影響もあり一度枯れてしまいましたが、今年の春に再度植樹されています(ギャラリー画像をご覧ください)。

 また、水沢局では、このニュースを聞いた木村記念館の前に植樹をした宇宙遊学館のみなさんが、「奥州市でも咲いてくれれば」と期待して観察をしています。
 詳しくは、http://www.miz.nao.ac.jp/content/news/event/20120316-196

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