小惑星「2014 RC」の地球最接近直前の姿を捉える

小惑星「2014 RC」が、8日に未明に地球に4万kmまで近づき通過しましたが、石垣島天文台では、最接近((3時1分)の直前2時間前から2時間ほど撮影することに成功しました。 画像は、9月8日午前1時15分に撮影した小惑星「2014 RC」の20秒間の軌跡です。
 現在解析などを行っていますが、日本からの最終観測であり,たいへん貴重な画像といえます。

画像では、軌跡が直線でなく、少し揺らいで見えますが、これは石垣島上空の大気の揺らぎによるものです。20秒間の軌跡が、ほぼ直線に見えるほど、石垣島の上空の大気が安定している(シンチレーションが良い)ことを示しています。
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 撮影日時:2014年 9月8日, 1時15分 [JST]
 撮影望遠鏡:むりかぶし望遠鏡
         口径105cm経緯台式反射望遠鏡(カセグレン焦点, F/6.5, f=6825mm)
 撮影カメラ:3色同時撮像カメラ(冷却CCD3台, 波長: g'-band, Rc-band, Ic-band)
 露出時間:全てのバンドで20秒×1フレーム
 画像処理:カラー合成画像(R:G:B → Ic:Rc:g'), 画像範囲:9.6x9.6分角
 撮影画像処理:花山秀和、福島英雄
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