石垣島から、冥王星を捉える

今月13日に無人探査機ニューホライズンズが冥王星に最接近し、これまでにない詳細な画像が得られ、話題になっています。石垣島天文台では、7月17日に九州沖縄で最大(口径105cm)のむりかぶし望遠鏡を使って、冥王星の画像を捉えました。

 冥王星は、現在天の川の南斗六星(いて座)の中にあり、地球からの距離は、約48億kmです。撮影された画像には、天の川の中にあるたくさんの恒星とともに冥王星の姿が捉えられています。

 冥王星は、1930年に発見され太陽系の第9番目の惑星となりました。しかし、発見から76年後の2006年8月の国際天文学連合 (IAU) 総会で惑星の定義が定めら、惑星ではなくなってしまいましたが、新たに定義された準惑星に分類されました。

 今回、NASAの無人探査機ニューホライズンズが、最接近した映像が次々と公開され、発見から85年経って、その新しい姿が明らかにされようとしています。


天の川の中の冥王星


★~右の画像をクリックすると、天の川の中の冥王星が見られます。石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡を使用(撮影:花山秀和研究員)

撮影データは、以下の通りです。
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 冥王星
 2015年 7月 17日, 22時15分 [JST]
 口径105cm経緯台式反射望遠鏡(カセグレン焦点, F/6.5, f=6825mm)
 3色同時撮像カメラ(冷却CCD3台, 波長: g'-band, Rc-band, Ic-band)
 露出時間:全てのバンドで60秒×26フレーム
 カラー合成画像(R:G:B → Ic:Rc:g'), 画像範囲:6.0x6.0分角
 撮影、画像処理:花山秀和(研究員)
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