火星、最接近! 南の空にルビーのように輝く!

5月31日、火星が地球に最接近します。最接近時の火星と地球の間の距離は7,528万キロメートルで、火星がこれほど近づくのは、2005年11月20日以来11年ぶりです。

石垣島天文台では、28日夜九州沖縄で最大のむりかぶし望遠鏡を使って、火星の撮影を行いました。撮影された画像はこれまでになく火星表面の複雑な模様や、北極南極に白く輝く氷や大気中の白い雲も捉えています。

 火星は、ここ数週間はさそり座の近くで明るく見えています。望遠鏡をお持ちの方はぜひ観察してみてください。また、むりかぶし望遠鏡を使った観望会では、火星表面の模様も見らますので、ぜひお越しください。

right 画像をクリックすると、動画で見られます。

 なお、2018年には5,759万キロメートルまで大接近します。 火星と地球の公転軌道、夜空での火星の見え方は、ギャラリーの画像をご覧ください。

 
 ★今回の火星最接近を「スーパーマーズ」と紹介するメディアがありますが、火星は距離も遠く数週間はほぼ同じ距離に見られます。月と地球が、その年に最も接近するその日限りの「スーパームーン」とは異なる現象です(画像利用、紹介いただく際はご配慮ください)。

 今年の夏は、「最接近」の火星の美しい姿を毎日楽しんでいただければと思います。

 --<撮影データ>---------------------------------------------

撮影日時:2016年5月28日, 23時25分 [JST]

石垣島天文台 むりかぶし望遠鏡

(口径105cm経緯台式反射望遠鏡、ナスミス焦点)

ビデオカメラ: The Imaging Source, DFK21AU618

画像処理:RegiStaxにて5678フレームを合成処理

撮影・画像処理:花山秀和

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