月面上でXのように見える地形を撮影

 5月3日、口径105cmむりかぶし望遠鏡で月面上にアルファベットのXのような文字が浮かび上がる地形(月面Xと呼ばれることもある)を撮影しました。

 この地形は、上弦の月の欠け際の一部があたかもXの形をしているかのように見えるもので、月面上の3つのクレーター(ブランキヌス、プールバッハ、ラ・カーユ)が隣接する場所に特定の角度から太陽光があたることで描き出されます。

 一度にこのような形が見える時間は数時間で、その時間に月が出ている場合にしか観察できないことから、観察に適した状態で見ることができる頻度は年に数回程度です。

 この日は石垣島天文台ゴールデンウィーク特別企画の初日で、天体観望会と観察に適した時間帯が重なったため、多くの参加者がむりかぶし望遠鏡で観望することができました。


 映像はこちら(20時39分撮影)