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ふれあい天文学 in 京都


さる10月1日(土)にふれあい天文学の講師として京都市立朱雀第一小学校で出前授業を行いました.この企画は国立天文台の天文学者が全国各地の小中学校に出向いて授業を行う取り組みです(詳しくはこちら).今回は午前9時から11時まで,休憩をはさんで2時間の授業でしたが,小学4,5,6年生の児童32名は最後まで元気いっっっぱいでした.

 

 

今回の授業のタイトルは「月とわく星」にしました.世界の国々で月の模様の見え方が違うことや,授業で習う月の満ち欠けを導入にして(写真1),月の内部構造や,月の形成に関わる科学的観測事実について説明して,巨大衝突説の4D2U動画を見てもらいました.決して分かりやすい話ではなかったはずですが,子どもたちはしっかりとついて来てくれたと思います.

 

 

月以外にも,クレーターの形の変化(おわん型→多重リング)やクレーターの名前の付け方,太陽系の惑星の最近の観測成果も紹介してきました.木星の氷衛星に興味をもってくれた子どもたちもいたようです.授業の合間にクイズも入れてみたところ,たくさん手があがって,勇気づけられました(写真2).

 

 

最後の10分間の質問コーナーではブラックホールや宇宙生命など難しい質問もでて,私もおされまくりでした(写真3).また,最後には3人の児童から感想をもらいました.

 

 

「星や月の見方がこれまでとは変わる」と言ってもらえて,大変光栄でした. 私にとっては今回が初めてのふれあい天文学の出前授業でした.始まる前は「小学生を2時間も引きつけられるかな」と不安でしたが,私の心配とは裏腹に子どもたちは好奇心旺盛で,楽しい時間を過ごすことができました.授業が終わった後も集まってきた子どもたちと太陽系の終わりや宇宙人について話をしました(写真4,5).テレビやラジオのような一方通行ではなく,双方向の出前授業だからこそ「ふれあい」天文学なんだと実感することができました.朱雀第一小学校の子どもたちに感謝!

(文責 竝木則行)