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お弁当容器のフタを使って月のクレータの模型を作ろう!


使い捨てのお弁当容器などの透明なフタを使って、月のクレータ(ティコクレータ)の模型を作ってみませんか?

少し時間はかかりますが、とても簡単ですので、作り方をご紹介します。学校の夏休みの宿題にもいいかもしれませんね!

来る2017年8月19日(土)に水沢キャンパスで行われる「いわて銀河フェスタ2017」のRISE研究紹介コーナーでも展示します。お近くの方はぜひ水沢キャンパスで実物をご覧になってみてください。

 

【作り方】 

★用意するもの

重ねることができる透明なフタ(お弁当容器のフタなど)、油性ペン、ハサミ、セロハンテープ、修正用具(アルコール除菌ハンドジェル、綿棒またはティッシュ)

  •  線をなぞる時まちがったら、アルコール除菌ハンドジェルを綿棒またはティッシュにふくませてふくときれいに消せます。

 

、まず、等高線(とうこうせん)の図を下からダウンロードして、フタのサイズにあわせて拡大・縮小して白い紙に印刷しましょう。

等高線図ダウンロードはこちら

、図の等高線の同じ数字の線を同じ色でなぞりましょう。数字ごとに色を変えるとわかりやすいです【図①】。

 

  

上の図をハサミで切り取ってフタの裏にセロハンテープではります。 この1枚目のフタの端の方に「十」などの目印をつけ、数が一番小さい線をなぞります。

 

、1枚目のフタに2枚目のフタを重ねます。2枚目のフタの端の方にも1枚目のフタと同じ位置に「十」などの目印を描きます。そして数が二番目に小さい線をなぞります。(目印に合わせてフタを置いて線を描くと、重ねるときにズレにくいです。図②では目印は書かずに、フタにある「プラマーク 」のロゴを目印にして重ねました)。

 

、なぞり終えた2枚目のフタをはずして、1枚目のフタに3枚目のフタを重ね、目印を描き、次の数字の線をなぞります。これを繰り返して、すべての線をなぞります【図②】。

 

 

 

、なぞり終えたパックを目印に合わせて順番に重ね、バラバラにならないように、横をセロハンテープでとめてできあがり!【図③】

 

 

  

【ティコクレータとは】

16世紀のデンマークの天文学者、ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)にちなんで名付けられた、月のやや南側にあるクレータです。ティコにはひときわ目立つ白くて長い「光条(こうじょう)」とよばれる筋が見えます。光条は比較的新しいクレータに見られる特徴です。研究によると、約1億年前に西側から斜めに隕石が衝突してクレータができ、飛び散ったものが放射状に光条を作ったと考えられています。中央には比較的大きいクレータに見られる丘のようなもの(中央丘)があり、地下にあった物が浮き上がってできたものです。クレータのふちは、衝突で溶けたものが急速に冷えて平らに固まった階段のような地形があります。

 

 

 

 

 

【使用した等高線について】

日本の月探査周回機「かぐや(SELENE)」の多波長カメラ(MI)による観測データから作成した地形図です。数字は月の平均半径(1737.4 km)からの高さをキロメートル単位で表し、図の横軸は経度(度)、縦軸は緯度(度)を表します。

 

(文責 野田寛大)