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いわて銀河フェスタ2017が開催されました!


 8/19(土)、国立天文台水沢キャンパスにおいて、いわて銀河フェスタ2017が開催されました。今年度は「惑星と生命を探る」‐ 宇宙に仲間をみつけよう!‐をテーマに東京大学の田村元秀教授、RISE室長竝木則行の特別講演会を始め、多くの催しが開かれました。当日は雨が降る場面もありましたが1000名以上の方にお越しいただき、多くの方に国立天文台の活動を知っていただくことができました。RISEはポスターの展示やデジタル惑星儀Dagik Earthなどによる研究紹介とペットボトルロケット打ち上げ体験を行いました。研究紹介では来年、小惑星リュウグウに到着するはやぶさ2や木星探査機JUICEの解説を中心にRISEメンバーの日頃の活動を紹介しました。研究の話は難しい話になりがちですが私たちが普段どのようなことを考えて研究しているのかを率直にお話しすることができ、非常に楽しい1日となりました。

 

 

 

 

 今年度は新しい展示としてウェブサイトでも公開しているティコクレーターの立体模型の展示を行いました。実際の探査機のデータを用いた模型ということで普段研究者が使っているデータが直感的に理解できると非常に好評でした。実際に作ってみよう、とおっしゃってくださった方も多く、RISEが得意としている地形の研究を身近に感じ取っていただけたようでした。もう一点、体験型の展示として行った太陽系の惑星ごとの重力比べも非常に好評でした。こちらは同じ重さのものが惑星の重力の違いによって、どう重さが変わるかを体験していただく展示です。惑星の重力に合わせて重さを変えたペットボトルを持っていただき、どの惑星に行くと一番重くなるかを予想していただきました。「月では体が軽くなる」という事実をすでにご存知の方も実際にペットボトルを手にとって重さを比べてみると「こんなに軽いんだ」と驚きの声をあげていました。

 

 

 もう一つのペットボトル打ち上げ体験の方は例年のように多くの子供さんに体験していただき、大変にぎやかでした。体験待ちの行列ができるほどで、スタッフも大忙しでした。中には自作のロケットを持参して打ち上げていた子供さんもおり、落下による先端の破損を修理しながら何度も打ち上げていました。

 今年は落下地点付近の2か所に標的を設置して、命中したらキャンディーをプレゼントすることにしましたが、4~5名の方が見事に命中し、大変喜んでいました。

 午後の後半に雨が降り出し、体験を一時中断して晴れるのを待ちましたが、結局イベント終了時間ごろに雨が上がり、そのまま打ち上げ体験は終了となりました。

 8機ほどのロケットと予備のペットボトル容器を用意していたのですが、何度も落下を繰り返している間にペットボトルの先端部が変形するため、修理交換しているうちに空容器の予備が不足してきました。来年のためにこれからまた1.5L容器のサイダーを飲んでいくことになりそうです。

 日頃は馴染みのない月や惑星、ロケットの話でしたが多くの方に興味を持っていただけたと感じました。参加していただいた方々にとっても実り多い銀河フェスタとなっていたら幸いです。

 

(文責 川村太一、鶴田誠逸)