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ふれあい天文学 in 大分市立碩田学園


さる11月13日に大分市立碩田(せきでん)学園で出前授業を行いました.

 

大分市立碩田学園は小学校と中学校を合同して,義務教育学校として9年間の一貫教育を実施しています.
小学1年生,中学3年生という呼び方もせず,1年生,9年生というのだそうです.また,5年生,6年生は7~9年生(いわゆる中学生)への移行期間と位置づけて制服を着始めるなど,ユニークな取り組みを進めています.
今回はそんな,制服姿が初々しい5年生120名のまえで「はやぶさ2」とリュウグウの紹介をしてきました.
リュウグウでの地質学的,地形学的な発見は最先端の科学成果である一方で,私自身の中でもまだこなれていない問題でもあるので,どのように5年生に伝えたら良いのか悩みながら準備しました.
でも,最後は碩田学園5年生の考える力を信じて,なるべく対話しながら,私から疑問を投げかける形で一緒にリュウグウについて考えてみました.
リュウグウがきれいな軸対称で赤道に膨らんでいる意味,岩塊の多くが角ばっている訳,MASCOTが僅かにしか弾まなかった理由,どれも5年生には難しい問題かなと心配しましたが,私からの問いかけにしっかりと応えてくれました.
たとえ正解でなくても,自分の考えを臆せずに言える勇気は素晴らしいと思います.いつもながら,ふれあい天文学では子どもが放射するエネルギーを受けて研究意欲が湧いてきます(終わった直後はぐったりーなんですが).

文責 並木則行 

 

 ※ ふれあい天文学は「あなたの教室に天文学者を届けます」というキャッチフレーズで,国立天文台の職員が全国各地の小中学校で行う出前授業の取り組みです.詳しくは (http://prc.nao.ac.jp/delivery/)をご覧ください.