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ご挨拶


RISE月惑星探査検討室ついて

2012年4月、国立天文台RISE月探査プロジェクトは、RISE月惑星探査検討室として、新たに出発することになりました。これまで、月周回衛星「かぐや」において、重力と地形の測定を担当し、レーザ高度計VLBI電波源などの機器開発と打ち上げ後の運用とデータ解析を行いました。世界で初めて、月の裏側の正確な重力場を求め、やはり世界で初めて月の極域を含む地形を明らかにしました。

新しいプロジェクトでは、天体の内部構造を調べることにより進化と起源を探るという研究の軸を発展させ、月だけではなく、水星、火星、木星系、小惑星の探査において、新たな知見を目指して、開発と研究を行っていきます。現在は小惑星探査機「はやぶさ2」(2014年12月打上げ予定)においてJAXAや国内外の共同研究者とともにレーザ高度計による科学観測の準備を進めています。同時にヨーロッパ宇宙機関の主導する木星系探査計「JUICEミッション」(2022年打上げ予定)にドイツ、スイス、スペインと国際共同チームを組んで参画し、ガニメデレーザ高度計の開発を進めています。日本では初めて、氷衛星探査に挑戦します。

惑星探査を実現する一方で、国立天文台内外の惑星科学、太陽系天文学、系外惑星の研究者との協力を高めて理論的基礎を拡げます。また,一般の方々に向けては月惑星科学の進展と成果をわかりやすく説明できるように努力を続けていきます。(2014年4月1日)