更新日:2011年5月6日
仕事を紹介させて頂きます。
現在
○VERAプロジェクトの一員として水沢局建設に携わった後、VERA関連装置開
発、保守及び網運用観測等をサポートしています。
○中央標準時の決定・報時に関する業務をつかさどる天文保持室で、セシウ
ム原子時計群を運用しています。
○水沢VERA観測所広報委員会としてホームページを維持管理しています。
これまで
○アストロラーブという望遠鏡の一種を使って、仰角60゜の線を通過する星
の通過時間を測定するという夜間天文観測を行いました。この観測では、
一晩に約3分おきに90個程の星を観測します。次の日にこの観測データから
観測点の経度と緯度を計算します。VLBI等の高精度な観測機器が出現し、
現在はこの望遠鏡はありません。
○NNSSという、人工衛星受信局を運用しました。NNSSは皆さんもすでにご存
じのGPSの前の世代のシステムです。NAVSATという専用人工衛星からの電波
信号は、衛星が約120分で地球を一回りする運動をしているので、ドップラ
ー効果により、周波数が変化します。周波数変化がゼロの時が受信点に一
番衛星が近づいたときであるという事を利用して、受信点の位置が計算さ
れます。この計算値がその時の緯度と経度の値と言うことになります。NN
SS衛星の軌道に擾乱を引き起こす原因について、日本海溝の重力偏差等の
観点から検討しました。GPSやVLBIの出現で、現在は運用していません。
○地球の回転運動を測る手段は、刻々と精度良いものが考案・実用されてい
ます。現在最も威力を発揮するものは、すでに皆さんが水沢のホームペー
ジでご覧頂いたように、VLBIシステムです。水沢でもVLBIシステムを導入
することとなり、初めは三鷹(当時の東京大学付属東京天文台:現在の国
立天文台本部)で活躍していた直径6mのパラボラアンテナを水沢へ移設し
てVLBIシステムを習熟しました。私もこの時のメンバーに加わっています。
この6mアンテナはその後野辺山宇宙電波観測所へ移設され、光ファイバー
による高安定信号伝送システム等の開発&VLBIへの応用等の成果を生みな
がら、VLBI観測へ利用されました。
成果紹介(発表リスト)
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○電離層関連
・測位GPS受信機生データ解析による電離層全電子数の推定関連
・GPS-TEC 推定時のバイアスオフセット補正関連
・長波標準電波(40kHz JJY)受信キャリア信号の位相変動関連
○大気関連
・多チャンネル水蒸気ラジオメータによる超過光路長の推定精度関連 1
・多チャンネル水蒸気ラジオメータによる超過光路長の推定精度関連 2
○時刻同期関連
・NTPサーバーの時刻精度関連 1
・NTPサーバーの時刻精度関連 2
・NTPサーバーの時刻精度関連 3
・NTPサーバーの時刻精度関連 4
・長波標準電波(40kHz JJY)の受信信号特性関連 1
・長波標準電波(40kHz JJY)の受信信号特性関連 2
○周波数標準・安定度関連
・位相安定度評価測定関連
・能動型超高安定基準信号伝送システムの開発関連 1
・能動型超高安定基準信号伝送システムの特性関連 2
○VLBI関連
・位相安定化光ファイバー信号伝送システムのVLBIへの応用関連
・VERAディジタル処理バックエンドシステムの開発と性能評価関連
・VERA水沢局アンテナ性能評価関連
・VERA 2ビームフリンジ位相補償における大気位相揺らぎ関連 1
・VERA 2ビームフリンジ位相補償における大気位相揺らぎ関連 2
・水素メーザ周波数標準信号光ファイバーリンク関連
・VLBI観測データ集中管理システム関連
その他
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・ネットワーク時刻同期システムページ