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オマケ

子どもを連れてドライブ

田崎

水沢へ来てから、子どもを連れて車でお出かけするようになりました。盛岡の動物園へ行ったり、牧場へ行ったり。紅葉の時期は山へ行ったり。岩手の自然に親しみながら、お出かけを楽しんでいます。

最近の研究成果

最近の研究成果

マダム

田崎さんの最近の研究成果について教えてください。

田崎

いま主著で書いている論文は、じつはEHTでもEAVNでもなくて、アメリカのVLBAの観測データです。もともとは秦和弘さんが論文にしたデータを使って。M87という活動銀河核のデータなんですけど、最初にお話したEHTのイメージングツールを使って画像復元しました。

子どもに話をするのが好き ‐広報教育活動‐

子どもに話をするのが好き ‐広報教育活動‐

マダム

田崎さんは2018年から郡山にある日本大学工学部で物理学の非常勤講師をされていますが、研究の傍ら教育活動も行っているのですね。

田崎

はい。教育活動は京都大学で学んでいた学生時代からずっと続けています。当時、京都大学と京都府教育委員会が共同で小中学校への出前授業をやっていたんです。私は毎年2、3校を受け持っていました。いまも天文学者として教育活動をしています。

ウェブ会議の最中に子どもが泣いて…

ウェブ会議の最中に子どもが泣いて…

田崎

国際プロジェクトならではの苦労としては、ウェブ会議の時間が夜遅いことです。毎週EHTの各ワーキンググループのミーティングがあるんですが、夜11時スタートなんです。

マダム

会議はどこの国の時間に合わせているんですか?

田崎

どこかに合わせると言うより、全員が出られるように配慮した結果ですね。アメリカ東海岸が朝9時(EST)、西海岸は朝6時(PST)、ハワイは深夜の4時、ヨーロッパが昼でアジアは夜、日本は夜11時です。もう遅いのでウェブ会議には自宅から出席します。ある日、私がメモをとる係をしていると子どもが泣いてしまって…

スケールのちがいで見え方が変わる

スケールのちがいで見え方が変わる

田崎

そのまま使えないこともないんですが、両者のスケールがちがうと見るもの自体の構造がちがって見えてしまうので、調整が必要なんです。たとえば、このボールペンをルーペで見ると、拡大されたボールペンの形が見えます。でも電子顕微鏡で見ると、ボコボコした分子の構造が見える。天体の特徴を見るときも「このスケールで見るとジェットがこんな風に見える」というのが同じでないと、ツールをそのまま使うのは難しいんです。

ブラックホールシャドウを捉えたEHTプロジェクトで活躍!

ブラックホールシャドウを捉えたEHTプロジェクトで活躍!

マダム

国立天文台水沢の特任研究員である田崎さんは、史上初のブラックホールシャドウの撮影に成功したイベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope 以下EHT)プロジェクトの主要メンバーのお一人です。おめでとうございます。素晴らしい成果が出ましたね!

田崎

ありがとうございます。

見えないブラックホールを見る

連載回数: 
17
対談者: 
Tazaki, F.

EHTプロジェクトで活躍!最先端の研究と子育てを両立する田崎さんのナチュラルな笑顔に迫ります

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