第14回目の意中の人は
事務支援員の皆さん

皆さんにとってVERAとは?

マダム

座談会も終盤となりました。いつもインタビューでは「あなたにとってVERAとは?」という質問をしているので、皆さんにも同じ質問をして締めくくりたいと思います。

あなたにとってVERAとは?
あなたにとってVERAとは?
佐々木

私は自宅が観測所の近くなので、家の中にいてもアンテナの音が聞こえるんです。家にいて夜に音がすると「今日の夜勤の人は誰かな?」ってふと思ったり、音がしないと「あれ、どうしたのかな?」と気になったりする。それでまた音がすると「ああ、観測してるな」って実感する。私にとってのVERAはそういう「身近な存在」です。

高橋

「VERA」と言われると…視覚的な印象が強いです。郵便物で見る名前の中でVERAの文字が目立つので。出張で父島局へ行った貴重な思い出も忘れがたいです。いつかVERAの他の局にも行って、それぞれの現地の担当の方と顔を合わせてみたいです。

小森

私は、ひとことで言うと「応援したい存在」です。プロジェクト自体も携わる人も。好きなことを職業にできる人って一握りの人たちだから、羨ましいと思いますし、すごいなあと思っています。そういうすごい人たちが、ふだんのやり取りの中で、ちょっと可愛い反応をしたりして親しみやすい一面を見ると、なおさら愛着が湧いて、ますます応援したい気持ちになります。

菊池

私にとってVERAは「前に向かって歩いている」存在です。プロジェクトが立ち上がる以前の準備室の頃からずっとVERAを見てきたので、いつも、「ああ、ちゃんと歩いているんだな」って見守るような気持ちでいます。VERAの基礎工事が始まった年は本当に雪が多くて、いつも雪かきするところから工事が始まって、工事の業者さんが雪かきで痩せて帰ったっていうほど大変な時があったんですよ。そうやって長年見守ってきたからこそ、着々と目標に向かって進んでいるんだな、という歩みを実感します。

マダム

事務支援員の皆さん、ありがとうございました。これからもあたたかい気配りで、VERAプロジェクトを支えていってください。

事務支援員 の皆
氏名
事務支援員 の皆 さ ん
出身地
岩手県・東京都生まれ
紹介

左から、国立天文台水沢VLBI観測所会計係の菊池幸子さん・高橋由美さん、国立天文台三鷹キャンパス事務係の小森明代さん、国立天文台水沢VLBI観測所庶務係の佐々木美枝さん