木村記念館

 

 木村記念館
  この建物は1899年(明治32年)に臨時緯度観測所の庁舎として建築された建物です。その後、1966(昭和41)年現庁舎が新築された際に現在の位置に移転し、旧緯度観測所初代所長の木村榮の業績を顕彰するため「木村記念館」として今日に至っています。

   木村博士
   木村は、約42年間にわたって地球回転運動の乱れのひとつである極運動の研究を行い、その学問的な基礎を築きました。Z項(木村項)の発見は、日本人による天文学への初めての画期的貢献として、非常に大きな意味をもち、世界の注目を集めました。  
 旧緯度観測所初代所長 木村 榮
 木村博士
   後に、Z項(木村項)の原因は地球深部にあることが旧緯度観測所の研究者によって解明されました。
 また、この建物は玄関前を中心に手の込んだ細工をとしており、貴重な文化財ともいえます。

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