揺れ動くM87巨大ブラックホールのシャドウ

EHTの研究者たちは2019年に公開した M87 巨大ブラックホールの姿から得た知識を元に、2009年から2013年の間に試験的に観測していたM87のデータを解析しました。 その結果、ブラックホールを取り囲む非対称なリング構造が8年間にわたり定常的に存在する一方で、リングの明るい部分の向きが揺れ動く様子が示唆されました。 これらの成果はブラックホールの姿が時間と共にどのように変化していくかについて新たな知見を示すものです。 本成果は米国のアストロフィジカル・ジャーナルに本日掲載されました。

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ウェブリリース (日本語): https://www.miz.nao.ac.jp/eht-j/c/pr/pr20200923