天体測定学II (東北大学理学部天文学科 4年前期) に関する情報
- 内容: 電波天文学。特に、電波放射の基礎と、電波観測から得られる天体に関する知見、および電波観測技術の基礎について。
- 要求される基礎: ニュートン力学、電磁気学、量子力学、統計力学、流体力学、相対性理論、天体観測の基礎
- 単位系: 特に断らない限り、MKSA単位系を採用する。ただし、天体の速度をkm s$^{-1}$で記述したりするように、状況に併せて柔軟に対応する
- 方針: 電波天文学の面白さを伝える。(高々12〜3回の講義で、一つの学問分野すべてを完全に理解するのは無理。「電波天文は面白そう」、「私にも理解できそう」、という気にさせることをこの講義の主目的とし、別途個人の努力によってより理解を深めることを期待する。)
- 評価: 2週に1回程度、簡単なレポートを提出。
- その他: 水沢VERA観測所における電波観測実習を予定(参加希望者のみ)