VERAとは、相対VLBIの手法によって、これまでより100倍高い精度で銀河系内にあるメーザー源の位置と運動をはかり、銀河系の3次元地図を作成するプロジェクトです。
※VERA="VLBI Exploration of Radio Astrometry(VLBI技術による電波位置天文学の探究)"
更新情報
- 「天の川銀河中心の分子雲の“速度計測”に成功」を追加しました。2023.9.20
- 「超巨大ブラックホールに引き寄せられる水分子のガス」を追加しました。 2023.8.7
- 「急成長中の巨大ブラックホールの周辺構造が見えてきた」を追加しました。 2023.7.19
- 「プラズマの放射冷却で探るM87ジェットの磁場強度」を追加しました。 2023.6.8
- 国立天文台 水沢 VLBI 観測所 特任助教(年俸制職員)公募を掲載しました。2023.1.12
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トピックス
天の川中心の巨大ブラックホールから少し離れた所にある巨大分子雲の3次元位置と速度をVERAによって精密に測定することに成功しました。天の川銀河の円盤部から巨大ブラックホールへ物質がどのようにして運ばれるかを理解する上で必要な情報を与える成果となりました。
今回の成果は、日本天文学会欧文研究報告(PASJ: Publications of the Astronomical Society of Japan)において、“Water maser distributions and their internal motions in the Sagittarius B2 complex”として掲載されました。
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