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多波長放射で探る活動銀河中心核ジェット

日時 : 2011年 9月26日午前 〜 27日午後

場所 : 国立天文台三鷹 すばる大セミナー室

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■研究会の趣旨

電波から高エネルギーガンマ線に渡る多波長観測の目覚ましい進展
により、銀河中心核のブラックホールアウトフローにおけるパーセ
クスケールでの観測的性質が次第に明らかになってきました。しか
しながら、アウトフロー形成機構に関わる基本的な問題は、まだよ
く分からないことが多くあります。現在私達VLBIグループは特に以
下のような問題に精力的に取り組んでいます。

- 中心エンジンの場所は何処か?
- VLBI最高分解能によるブラックホール最近傍の様子は?
- 高エネルギー放射の場所は何処か? 放射機構は何か?
- 最新の観測成果に基づく"モダン"なジェット統一描像とは?
- 中心エンジンによるジェットの形成機構は?

こうした問題の解決に向けて、AGNジェット研究に携わる多波長観測家
と理論研究者が集まって議論することで、問題の本質の理解を一層
深めることを目指し、本ワークショップを開催することにいたしま
した。

■招待講演者リスト
             講演のキーワード
片岡淳 (早稲田大) Fermi/LAT, BLRGs, disentangling disk/jet emission spectra
深沢泰司 (広島大) Fermi/LAT, AGN jets
高原文郎 (大阪大) Theory of Central Engine
笹田真人 (広島大) KANATA, Poralizations in blazars
高見一(Max-Planck) MAGIC/CTA, AGN/UHECR

永井洋 (NAOJ) NGC1275: GeV gamm-ray vs radio emissions
土居明広 (ISAS) AGN radio jets in high/low accretion rates
秦和弘 (NAOJ) M87: inside 100 Rg by VLBI

■一般講演

関連性の高い話題に関して、一般口頭講演を募集いたします。
広くAGN全般の話題に関して、ポスター講演を募集いたします。

■特別セッション

日本におけるVLBI-AGN研究の今後について(2日目の最後)
詳細は調整中

世話人:紀基樹(代表)、永井洋、新沼浩太郎、萩原喜昭



参加申込書
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お名前 :
所属 :
e-mail :
講演 : 口頭、ポスター、無
講演タイトル :
講演アブスト :
懇親会 : 参加 不参加 (26日、コスモス会館、3000円です。)
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