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記念館のご紹介

記念館のご紹介

木村榮記念館の建物は、1900年(明治33年)に建築された臨時緯度観測所創立時の庁舎です。観測所が開所した1899年(明治32年)の翌年建設され、1966年(昭和41年)まで研究室として使用されました。当初の屋根は栗柾葺(くりまさぶき)でした。屋上に気象観測台が設置され、気象通報の旗が掲げられた時期もあり、人々に親しまれていました。当時は、現在の国立天文台本館のあたりにあり、正面玄関は北側を向いていました。

現在は、国立天文台水沢キャンパスの北側に移設されて記念館となり、正面玄関は南向きになりました。2008年(平成20年)に改修した時に、当時と同じ外壁の色に復元されました。また記念館の正面には、木村榮の胸像があります。その目線の先には木村が実際に観測していた眼視天頂儀室、そして子午線の基準として使われた目標台があります。

当記念館は、永らく木村記念館の名称を使っていましたが、初代所長の木村榮の名前をより広く認識して頂くため、2011年(平成23年)4月より名称を木村榮記念館へと変更しました。

木村榮の胸像
木村榮の胸像
現在の木村榮記念館
現在の木村榮記念館
緯度観測所庁舎時代
緯度観測所庁舎時代

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