大学院教育



 国立天文台水沢は、おもに2つの方式で次代の研究者の教育に携わっています。

1)総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻:国立天文台が1992年4月から加
 入している大学共同利用機関を基盤とする博士後期課程のみの大学院です。天文科
 学専攻は、観測システム工学、天文観測科学、天文情報科学、宇宙物質科学の4つ
 の大講座からなり、国立天文台ならではの優れた観測装置、計算施設、機器開発施
 設を利用した先端的教育研究を目指しています。毎年12月に願書を受け付けていま
 す。
2)受託大学院生:大学から委託されて院生を受け入れるもので、学位審査など教育の
 主体はあくまでも出身大学にありますが、水沢の施設を利用して、水沢の教官の指
 導のもとに教育研究を進めます。募集は毎年3月と9月の2回行われます。