1956年帯広市出身、東京育ち。埼玉大学卒業後、東北大学大学院理学研究科で修士、大質量星形成領域の電波天文学研究で理学博士(1986年)。野辺山宇宙電波観測所研究員等を経て、1990年に国立天文台水沢に採用され、現在、水沢VLBI観測所助教。趣味は、合唱、フルート演奏(上手ではない)など。零式艦上戦闘機(ゼロ戦)が好き。1993年設立の日本宇宙少年団水沢Z分団の分団長を務めています。
アジアや欧米の人たちと協力しながら地球規模の望遠鏡を形成する取り組みを進めています。ブラックホールと仲良くなって自分にだけコッソリ秘密を教えてもらうために、できるだけ頻繁に会話(=観測)をするように心がけています。またブラックホール本体の写真撮影を目指す国際プロジェクト「Event Horizon Telescope」のメンバーとしても活動しています。
地学・地球物理学を専門として研究を行っており、国立天文台のVERAプロジェクトに係ってからは、VLBIを用いた時空計測に関する研究と幾何測地学を専門として研究を続けています。大学生の頃からフィールドワーカーなので、観測の現場にいる事をモットーにしております。
国立天文台水沢VLBI観測所でVERAの測地を担当しています。
江刺地球潮汐観測施設やGPS、重力計などの観測装置を用いた地殻変動を研究しているほか、世界の座標系の中でアンテナの位置を決めるVLBI観測の国際プロジェクトにも協力しています。
古地図の魅力にはまっていて、古い地図を集めるのが趣味です。