今回は、遠く離れた電波望遠鏡を結合させて得られる超高解像度のおかげで、いて座A*の周囲の磁場構造が初めて明らかになりました。これは、ブラックホールの姿そのものを撮像するというEvent Horizon Telescope(EHT)の実現に向けた重要なステップです。EHTでは、今回組み合わされた望遠鏡群に加えてヨーロッパや南米にある電波望遠鏡をも結合させることで解像度をさらに向上させ、ブラックホールの表面ともいえる「事象の地平面(event horizon)」を初めて直接撮影することを狙った国際協力プロジェクトです。

 

参考

 EHTプロジェクトのページ

 EHT Japanのページ

 

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