説明:
浮遊天頂儀室。1938(昭和13年)竣工。浮遊天頂儀は水銀槽に望遠鏡を浮かべたものであるため、風の影響を受けやすかった。そこで、風の抵抗を減らすために、木村栄の提案で筒形の壁とドーム型の屋根が採用された。浮遊天頂儀室の四方を囲むコンクリート製の機構は、風避けのネットを張るために設置されたもの。
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© 2013 Kimura Hisashi Memorial Museum, National Astronomical Observatory of Japan.