天文保時室

 


日常使っている時刻のもとになる中央標準時を決定し、現実の信号として示す(現
示)ことを、法律に基づいて行っています。国家事業としての日本の標準時の決定、
報時に関する事業を遂行し、また、この分野における日本の代表機関の一つとして国
際的責任を果たしています。国立天文台では、原子時計群の運転とGPS衛星を利用した
高精度国際時計比較を行って、国際原子時の作成に寄与しています。また、インター
ネットを通じて、国内外から自由にいつでも標準時を参照できるサービスも行ってい
ます。天文保時室は上記の事業のほか、時刻の高精度化のための研究開発、パルサー
観測等の天体観測への広域的な時刻供給のための研究や時計の検定なども行っていま
す。

Cesium ClocksNetwork Time Servers
セシウム原子時計 (4台設置)
(他にVLBI観測用
水素メーザー周波数標準1台)
ntpサーバー(手前上端)
及びデータ集録装置

   
日本時間2017年1月1日午前9時挿入のうるう秒について。
   ネットワーク時刻同期システム(NTP)について