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VERA NEWS

AOCからの自動運用始まる (第24号:2004年12月10日発行)

VERAの4つの観測局をAOC(Array Operation Center、水沢に設置)からネットワーク経由で遠隔操作する「網運用ソフト」の運用試験が完了し、2004年10月よりAOCからの遠隔運用が始まりました。
網運用ソフトでは、各局を観測スケジュールに従って自動運転する機能に加え、各局ステータスのリアルタイム取得や、トラブル時の装置のイニシャライズなど、観測局の遠隔運用に必要な機能が揃っています。

これまでは各局に職員が滞在して観測運用を行っていましたが、AOCからの遠隔運用が始まったことにより、各局とも現地雇用の運用支援員が日中にテープ交換等を行うだけで定常運用ができる体制が整い、観測に必要な労力が大幅に削減されています。

>> PDF(750KB)


国立天文台水沢に設置されたAOCでの運用の様子。4台のPCからインターネット経由でそれぞれの局を操作できる。また、中央のPC画面(黒)では各局の様子がカメラで表示されている。


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