モホ面グリッドデータ

Ishihara et al. (2009) で発表した月地殻厚モデルに関するモホ面形状のグリッドデータおよびマップです。

重力場としてSGM100gモデル、月形状としてSTM359_grid-03モデルを用い、地殻密度2800kg/m3、マントル密度3360kg/m3を仮定し、ブーゲ重力異常をすべてモホ面の起伏で説明し、マントルが月面に露出しないという拘束条件でモデリングしています。ただし、一部の海玄武岩層については、密度3200kg/m3として考慮しました。モホ面形状の単位はkmで、半径1737.4kmの球からの相対値です。

マップは東経270度を中心に描かれており、図の右側が表、左側が裏に相当します。

本データを論文等で引用する場合は、上記の文献を引用してください。
関連文献
Ishihara, Y., Goossens, S., Matsumoto, K., Noda, H., Araki, H., Namiki, N., Hanada, H., Iwata, T., Tazawa, S., Sasaki, S.: 2009, Crustal thickness of the Moon: Implications for farside basin structures, Geophys. Res. Lett., 36, L19202, doi:10.1029/2009GL039708.