2023-10-26
私にとっての今年初めてのふれあい天文学はコートジボワールのアビジャン補習授業校でした。低学年と高学年の2部に分けてオンラインで実施しましたが、カメラに映っているのは2-3人で、しかも授業中はPC画面の隅に小さく表示されるだけなので教室の反応がわかりません。声だけが頼りです。
今年の授業は「宇宙生命探査」と「火星生命探査」にテーマを決めました。高学年向けには火星生命探査のスライドを準備しました。少し難しいかなと心配しましたが、実際には中高生の参加になったのでちょうど良いくらいになったと思います。低学年向けの授業内容は悩みました。記憶にある限り低学年のみを対象とする授業は初めてで、迷った挙句に、「地球の生きものはどこにいるか?」から「太陽系天体(月,火星,金星 ...)に生きものはいるだろうか?」を考えてもらうことにしました。結果的には、用意したクイズに元気な声が返ってきて、ホッとしました(写真)。
写真 オンライン授業の様子。
授業の後には生き生きとした感想文を送って頂き、ちょっとニヤけながら読ませてもらいました。日本から遠く離れても協力して児童の教育にあたっておられる先生、保護者の皆さまに敬意を表します。
今回の資料作成で最も力を注いだのは宇宙人のパラパラマンガです(下のイラスト)。低学年用のスライドの隅に入れておいたのですが、誰からもコメントがありませんでした(泣)。