沿革

1991
  • 国立天文台 地球回転研究系・水沢観測センターのメンバーで月探査に関する研究開始
  • 月周回衛星(Lunar-A)ペネトレータ搭載用電波源試作機の開発
1995
  • H-2ロケット利用の「月探査周回衛星計画」の検討開始
  • RISE開発室発足(室長:河野教授)
1996
  • 月探査周回衛星(SELENE)計画に参加
  • VLBI電波源、レーザ高度計(LALT)、及びリレー衛星(Rstar)を用いた月計測の研究開始
1997
  • SELENE打ち上げが2003年に予定
  • 衛星/月面電波源(VRAD)、レーザ高度計、リレー衛星の設計開始
1999
  • SELENE打ち上げが2004年に延期
  • SELENE着陸実験機の月面軟着陸中止に伴い、月面電波源の開発中止
2000
  • レーザ高度計のプロトタイプモデル開発
  • VLBI用電波源を搭載した子衛星(VRAD衛星:Vstar)の開発開始
2001
  • SELENE打ち上げが2005年に延期
  • レーザ高度計のフライトモデル製作開始
  • 月回転天測望遠鏡(ILOM)熱モデル製作
2002
  • VRAD衛星およびリレー衛星のフライトモデル製作開始
2004
  • 自然科学研究機構国立天文台発足
  • 水沢観測所(Cプロジェクト)のRISEサブプロジェクトに改組
2005
  • SELENE打ち上げが2007年に延期
  • レーザ高度計、VRAD衛星、およびリレー衛星のフライトモデル完成
2006
  • RISE推進室(Bプロジェクト)に改組(プロジェクト長:佐々木教授)
2007
  • 月周回衛星SELENEの愛称が「かぐや」に決定
  • 「かぐや」打ち上げ、観測開始
  • リレー衛星とVRAD衛星の愛称が「おきな」と「おうな」に決定
2008
  • RISE月探査プロジェクト(Cプロジェクト)に改組
  • 次期月探査計画(SELENE-2)へレーザ測距、逆VLBIを提案
2009
  • 月惑星探査検討室(サブプロジェクト)を設置
  • 「かぐや」観測終了
  • SELENE2搭載機器としてILOM提案書をJAXAに提出後、取り下げ
2011
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」レーザ高度計(LIDAR)チームへ参加
2012
  • RISE月惑星探査検討室(Aプロジェクト)に改組
  • 月惑星探査検討室(サブプロジェクト)の廃止
  • 木星系探査計画「JUICE」ガニメデレーザ高度計(GALA)検討チームへ参加し、ドイツ、スイス、スペインとともにGALAを共同提案
2013
  • JUICE搭載機器としてレーザ高度計GALAが選定
2014
  • 竝木則行教授が室長に着任
  • 「はやぶさ2」打ち上げ
2015
  • SELENE-2プリプロジェクトがミッション化せずに終了
  • 火星衛星サンプルリターン計画(MMX)立ち上げ時の科学検討に参加
  • 「はやぶさ2」地球スイングバイ。地上からLIDARへのレーザリンク実験に成功。
2018
  • MMXがプリプロジェクト化
  • 「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへ到着。レーザ高度計(LIDAR)観測開始
2019
  • RISE月惑星探査プロジェクトに改組
2020
  • MMXがプロジェクト化