東京大学大学院生の秋山和徳氏、国立天文台の本間希樹准教授、マサチューセッツ工科大学のRu-sen Lu 研究員、Vincent L. Fish 研究員、Shepherd S. Doeleman 主任研究員らを中心とした国際研究チーム(EHT; Event Horizon Telescope) は地球から約53 億光年、約73 億光年彼方にある3C 279、NRAO 530 という2 つの活動銀河の中心にある超巨大ブラックホールから噴出するガスの根元の部分の構造を60 マイクロ秒角を切る人類史上最も良い解像度でとらえることに成功し、ガスの噴出する見かけの方向が根元の部分で大きく曲がっていることを明らかにしました。