ブラックホール顔はめパネル!?
水沢VLBI観測所の職員有志が、敷地内に顔はめパネルを製作しました。パネルの裏面には、ブラックホールクイズもあります。これをきっかけにブラックホールに親しんでいただけたら嬉しいです。
ちなみに観測所所長でありEHT-Japan代表の本間は、一足早く楽しんでおります。
所内には、直径20mの電波望遠鏡があり、東アジアVLBI観測網(EAVN)の1つとしてブラックホール研究を担っています。こちらも合わせてご覧ください。
文責:田崎 文得
水沢VLBI観測所の職員有志が、敷地内に顔はめパネルを製作しました。パネルの裏面には、ブラックホールクイズもあります。これをきっかけにブラックホールに親しんでいただけたら嬉しいです。
ちなみに観測所所長でありEHT-Japan代表の本間は、一足早く楽しんでおります。
所内には、直径20mの電波望遠鏡があり、東アジアVLBI観測網(EAVN)の1つとしてブラックホール研究を担っています。こちらも合わせてご覧ください。
文責:田崎 文得
国際プロジェクト 『イベント・ホライズン・テレスコープ (Event Horizon Telescope; EHT)』は、初めてブラックホールシャドウを撮影することに成功しました。
詳細は以下をご覧ください。
国際プロジェクト『イベント・ホライズン・テレスコープ (EHT)』は、ブラックホールシャドウを撮影することに、世界で初めて成功しました。この成果は、日本時間2019年4月10日22時07分に、『アストロフィジカルジャーナル・レターズ (The Astrophysical Journal Letters)』特集号で6編の論文として公開されました。今回撮影に成功したのは、地球から5500万光年離れたメシエ87 (M87) 銀河の中心にある、巨大ブラックホールのシャドウです。明るく輝くリング構造の内側に暗い部分 (シャドウ) が観測され、これがブラックホールの重力によって光が脱出できなくなる証拠となります。本成果は物理学・天文学における100年来の謎に対する現代科学の究極的な到達点であるとともに、直接撮像によるブラックホール研究という新たな時代の幕開けを意味します。EHT日本グループからのプレスリリース文はこちらをご覧ください。研究成果に関する詳細は以下に続きます。
日本時間 2019年4月10日 (水) の22時から、イベント・ホライズン・テレスコープ (EHT) の最初の成果を発表します。記者会見の様子は、下のライブ配信からご覧いただけます。
会見に合わせて、EHT-Japan のウェブページでも、詳しい成果を公開します。お楽しみに。
EHTメンバーで、フランクフルト大学所属の水野陽介さんが、3月27日に水沢VLBI観測所にてセミナーを行いました。水沢キャンパスのみならず、国立天文台三鷹キャンパスや広島大学からも、多数の聴講者が集まりました。
ブラックホールシャドウの画像から重力理論を検証するのが、水野さんの研究テーマです。複数の重力理論に対して、ブラックホール近傍から放射される電磁波をシミュレーションし、それぞれの理論で画像にどのような違いが出るのかを説明されました。また、観測波長を短くしたり、EHTに参加する望遠鏡を増やして最長基線を長くすることで、画像の解像度をあげることができます。これによって、重力理論の検証がより容易になると示されました。
水野さんは、EHTプロジェクトでは、理論モデルとシミュレーションを担当する作業班の世話人として活躍しています。EHTの理論グループの活動に、今後もご注目ください。
水野陽介さんウェブページ
文責:田崎 文得
サブミリ波VLBI ― Event Horizon Telescope Japan ― ホームページのスタートから時が経つ中で、研究グループのメンバーが増え、それに伴って研究テーマも大幅に拡張してきました。また、国際観測網も順調に更新しています。
そこで内容を一新しすべく、Event Horizon Telescope Japan (EHT-Japan) としてホームページをリニューアルしました。今後とも、この場で研究活動の様子や成果をご報告していきますので、ご覧いただければ幸いです。
Event Horizon Telescope Japan 研究グループ一同
(代表:国立天文台水沢VLBI観測所 本間希樹)