ふれあい天文学 ジッダ日本人学校(サウジアラビア) 2025年11月13日
今回はサウジアラビアの日本人学校にオンラインで出前授業しました。児童生徒1名+先生、保護者の極小のクラスでしたが、事前に質問事項ももらっており、話が通じているかを折々確かめながら進めるというカスタムメイドの楽しさがありました。世間ではコスパ、タイパに重きを置いたりしますが、普及のやり甲斐や喜びは全然違う評価軸の上にあるように思います。

(文責 竝木則行)
今回はサウジアラビアの日本人学校にオンラインで出前授業しました。児童生徒1名+先生、保護者の極小のクラスでしたが、事前に質問事項ももらっており、話が通じているかを折々確かめながら進めるというカスタムメイドの楽しさがありました。世間ではコスパ、タイパに重きを置いたりしますが、普及のやり甲斐や喜びは全然違う評価軸の上にあるように思います。

(文責 竝木則行)
さる9月29日に北九州子どもの村中学校へ出前授業に行ってきました。福岡県北九州市の平尾台にある学校です。校内の色々な設備や遊具が手造りで、校内では馬やヤギも飼っており、とてもユニークな教育を進めている学校です。出前授業の前に給食にまぜてもらったのですが、抵抗なくすっと受け入れて貰えました。また、出前授業では「自由におしゃべりして良いです」と伝えたのですが、みんな驚くほど静かに、でもこちらからの質問にはしっかり答えてくれるなど、熱心に聞いてくれました。帰り際には、校庭で水鉄砲遊びをしながらずぶ濡れになるのを厭わずにはしゃぐ女子児童らを見かけました。子どもっぽさと大人っぽさの両面を見せてくれた生徒たちがとても印象的でした。
第7回目となる「東アジア 惑星科学・探査 夏の学校 2025 (SSPSEEA2025) 」(7月22日~26日)に4人の日本人学生と参加してきました。今年の開催地は中国の貴州省貴陽市で、中国科学院地球化学研究所が会場となりました。貴州省には少数民族の苗族が暮らしており、日本人にとっても大変興味深い地域です。標高1100メートルの高地にあり、中国でも有数の避暑地だそうです。訪問中も25℃前後の涼しさだった一方で、雨と曇天が続いて気持ちよく晴れることはまれでした。今年の6月には貴州省で洪水が起きているのですが、街中で水害の跡が目につくことは無かったです。
RISE所属の菊地翔太助教が、令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(若手科学者賞)を受賞しました。
受賞対象は「小天体近傍の強摂動軌道に関する研究」の業績です。(受賞研究の概要についてはこちらもご覧ください)

写真:2025年4月15日表彰式会場にて
RISE所属の菊地翔太助教が、2024年度国立天文台若手研究者奨励賞を受賞しました。今回は一般の方向けということで、菊地助教にインタビューした内容を記事にしました。後編では、これまでの研究生活などについて振り返っています。(前編はこちら)
--今回の受賞について、個人として特に思うことなどがあったらお話しください。
RISE所属の菊地翔太助教が、2024年度国立天文台若手研究者奨励賞を受賞しました。今回は一般の方向けということで、菊地助教にインタビューした内容を記事にしました。前編では、受賞した研究について解説しています。

写真1 2025年1月7日 授賞式(右:土居台長、左:菊地助教)
--受賞された研究テーマと概要を教えてください。
研究テーマは「小天体近傍における強摂動軌道の力学」というものです。