退職によせて ~ 研究技師 浅利一善
1977年に当時の緯度観測所に入所以来45年が経過しました.入所から約10年後の1988年に国立天文台への改組,2004年には大学共同利用機関法人へ移行し現在に至りますが,まずは入所当時のことからお話したいと思います.
当時観測所では数人のグループが観測装置の自動化をめざし,8ビットのマイコンボード(MCS-85)の勉強会を始めていました.私は入所前に,当時一世を風靡した?某社のTK-80キットを購入し組み立ていていたので一緒に勉強する機会を得ました.
このころの装置のほとんどがトランジスタやロジックICで作られており自動化とは無縁のものでしたが,マイコンボードを使って最初に自動化したのがNNSS(米国海軍の航行衛星システム)のドップラー受信装置でした.


