東アジア 惑星科学・探査 夏の学校 2025 報告

第7回目となる「東アジア 惑星科学・探査 夏の学校 2025 (SSPSEEA2025) 」(7月22日~26日)に4人の日本人学生と参加してきました。今年の開催地は中国の貴州省貴陽市で、中国科学院地球化学研究所が会場となりました。貴州省には少数民族の苗族が暮らしており、日本人にとっても大変興味深い地域です。標高1100メートルの高地にあり、中国でも有数の避暑地だそうです。訪問中も25℃前後の涼しさだった一方で、雨と曇天が続いて気持ちよく晴れることはまれでした。今年の6月には貴州省で洪水が起きているのですが、街中で水害の跡が目につくことは無かったです。

国立天文台若手研究者奨励賞受賞にあたって(後編)

RISE所属の菊地翔太助教が、2024年度国立天文台若手研究者奨励賞を受賞しました。今回は一般の方向けということで、菊地助教にインタビューした内容を記事にしました。後編では、これまでの研究生活などについて振り返っています。(前編はこちら

 

国立天文台との縁

--今回の受賞について、個人として特に思うことなどがあったらお話しください。

 

国立天文台若手研究者奨励賞受賞にあたって(前編)

RISE所属の菊地翔太助教が、2024年度国立天文台若手研究者奨励賞を受賞しました。今回は一般の方向けということで、菊地助教にインタビューした内容を記事にしました。前編では、受賞した研究について解説しています。

写真1

写真1 2025年1月7日 授賞式(右:土居台長、左:菊地助教)

小天体環境での天体力学

--受賞された研究テーマと概要を教えてください。

 

研究テーマは「小天体近傍における強摂動軌道の力学」というものです。