Z項発見の経緯
国際緯度観測に参加直後の1901年、ドイツのポツダムにある中央局は、水沢の観測結果の信頼度について厳しい評価をしました。これが、木村榮がZ項発見するきっかけになりました。
国際緯度観測に参加直後の1901年、ドイツのポツダムにある中央局は、水沢の観測結果の信頼度について厳しい評価をしました。これが、木村榮がZ項発見するきっかけになりました。
観測椅子
観測地点の経度を調べるために用いられた高精度の時計です。
昭和7年(1932年)2月8日に木村榮に授興された瑞宝章です。
Z項発見の2年後の明治37年(1904年)5月20日に木村榮を理学博士の学位を認める学位記です。博士号を大学ごとに発行する現在と異なり、当時は文部大臣が授与していました。
ドイツ天文学会の正会員に木村が認められた事を示す正会員賞です。
フランス天文学会の正会員に木村が認められた事を示す正会員賞です。
日本国天皇が昭和7年(1932年)2月8日に木村榮を明治勲章の勲二等に叙し瑞宝章を授興する旨が書かれています。
鏡筒部分を水銀に浮かせ、精密な星の位置を測定するために使用されていました。
© 2013 Kimura Hisashi Memorial Museum, National Astronomical Observatory of Japan.