文化勲章賞記
文化勲章賞記
観測所の歴史
木村榮を初代所長とする緯度観測所は、国際観測事業の観測所として1899年に設立されました。6つの観測所の1つとしてだけでなく、万国緯度観測事業などの国際事業の中央局としても活躍しました。
Z項発見の経緯
国際緯度観測に参加直後の1901年、ドイツのポツダムにある中央局は、水沢の観測結果の信頼度について厳しい評価をしました。これが、木村榮がZ項発見するきっかけになりました。
木村榮の人となり
木村榮は1870年に金沢に生まれ、1899年から臨時緯度観測所所長になりました。ここでは、木村榮がどのような人物なのか説明します。
観測椅子
観測椅子
クロノメーター
観測地点の経度を調べるために用いられた高精度の時計です。
瑞宝章
昭和7年(1932年)2月8日に木村榮に授興された瑞宝章です。