石垣島で観測実習(琉球大学との連携授業)

国立天文台と琉球大学の連携授業
 石垣島で観測実習がおこなわれる

8月23日から26日まで、国立天文台と琉球大学との連携授業の一環で、石垣島の天文観測施設(VERA(ベラ)20m電波望遠鏡と石垣島観測局、むりかぶし望遠鏡と石垣島天文台)を使った観測実習が行われました。

参加したのは、琉球大学の学生29名(男子14名、女子15名)です。学生たちは、望遠鏡の仕組みや使い方を教わった後、むりかぶし望遠鏡では、渦巻き銀河M51に現れた超新星の撮影と画像処理、VERA観測局では、手作りのホーン型電波望遠鏡で、天の川の中にある中性水素原子の出す電波の観測やVERA望遠鏡の性能測定などをおこなわれました。

国立天文台と琉球大学の連携授業は2009年4月に協定が結ばれ、大学での座学(講義)と石垣島での観測実習が行われており、今年で3年目です。

この連携授業は、毎年競争率が2倍以上と、学生たちに人気が高く、参加した学生からは「本物の望遠鏡を使って勉強できて感動した」「琉球大学に天文学科が欲しい」という声も上がっていました。

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