東アジアVLBI観測網

日本を初めとする東アジア地域の各国はそれぞれ電波望遠鏡を持ち、国ごとにVLBI観測網を構成して観測を行っています。これら東アジア各国の電波望遠鏡を連携させて最大直径5,500kmに及ぶ世界最大級の電波望遠鏡観測網による観測を行います。 本格運用に先駆けた試験観測を行い、既に日本、韓国(KVN)、中国(上海局)の3カ国間でのフリンジ検出に成功しています。また、2018年9月6日には日本(国立天文台)、韓国(韓国天文研究院)、中国(中国科学院上海天文台、中国科学院新疆天文台)での協定書が締結され、2018年10月から観測が始まりました。ゆくゆくはオーストラリア等の南半球との環太平洋観測網も検討されています。

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