いわて銀河フェスタ2016

いわて銀河フェスタ2016(国立天文台水沢特別公開/奥州宇宙遊学館特別公開)の日程と概要をお知らせいたします。

今年のはじめ、連星ブラックホールから出る重力波がはじめて検出されたというニュースが飛びこんできました。そこで今年はブラックホール研究をテーマに特別講演会や研究紹介を行います。

みなさまのご来場をお待ちしております。

※特別公開に関するページは随時更新しています。

日程
2016年8月20日(土) 10:00 - 20:30
(開場は9:30です。)
テーマ
ブラックホール研究最前線 ~重力波、VLBI、スパコンで解き明かす~
アクセス
詳細地図はアクセスをご覧ください。
 http://www.miz.nao.ac.jp/content/facility/mizusawa-campus
車でおいでの際は、天文台正面入り口(正門)よりお入りください。
会場には100台程度の臨時駐車場がございます。
お問合せ
奥州宇宙遊学館
 0197-24-2020(9:00 - 17:00火曜休館)
 http://uchuyugakukan.com/
ポスター・チラシ
昨年の様子

スーパーコンピュータ「アテルイ」ツアー

奥州宇宙遊学館「理科実験コーナー」

握手会・記念撮影会の様子
ご紹介
スーパーコンピュータ「アテルイ」や20mアンテナツアーなど、特別公開にだけ見る事が出来る特別なツアーにご参加いただけます。その他親子で参加可能な実験・体験コーナーなどもありご家族皆さんで楽しめます。当日は水沢食堂さんをはじめとした飲食利用スペースもございます。

主な内容
特別講演会 / 16:00 - 17:30
テーマ「ブラックホール研究最前線 ~重力波、VLBI、スパコンで解き明かす~」

左から安東正樹准教授、本間希樹教授、大須賀健助教、黒田有彩氏。
講演1「重力波でみるブラックホールと宇宙」
講師
東京大学理学系研究科 准教授
 安東 正樹(あんどう まさき)
略歴・紹介
1999年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学理学系研究科助教、国立天文台重力波プロジェクト推進室准教授を経て2013年より現職。専門は、重力波天文学・相対論実験。岐阜県・神岡で建設中の重力波望遠鏡KAGRAを推進。また、将来の宇宙重力波望遠鏡の検討も進める。
講演2「電波でみるブラックホール」
講師
水沢VLBI観測所 所長
 本間 希樹(ほんま まれき)
略歴・紹介
1999年、東京大学院理学部天文学科博士課程修了。国立天文台COE研究員、同助教、同准教授を経て2015年より現職。専門は電波天文学で、超長基線電波干渉計(VLBI)を用いて銀河系構造やブラックホールの研究を主に行っている。
講演3「スーパーコンピュータで解き明かすブラックホール時空と高エネルギー現象」
講師
国立天文台天文シミュレーションプロジェクト/CfCA 助教
 大須賀 健(おおすが けん)
略歴・紹介
2001年、筑波大学大学院物理学研究科修了。2008年より現職。スーパーコンピュータを駆使して理論天文学の研究を行っている。特に、ブラックホールが引き起こす高エネルギー現象を専門としている。
講演4「タレント黒田有彩が解説する重力波」
講師
タレント
 黒田 有彩(くろだ ありさ)
略歴・紹介
お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。タレントとして宇宙の魅力を発信しながらJAXA宇宙飛行士の受験を目指す。『NHK高校講座物理基礎』出演中。著書に『宇宙女子』(集英社インターナショナル)。
演奏、演舞など
マーチングバンド演奏 / 10:00頃 -
水沢南小学校鼓笛隊
たんぽぽ保育園園児鬼剣舞披露 / 10:00 -
おもっち(わんこ兄弟)、ケロ平握手会・記念撮影会 / 14:00 -
保育園児アトラクション披露ほか / 18:00 -

呈茶 *銀河に関係したお菓子つき / 10:00 -
裏千家岩手南青年部
於 奥州宇宙遊学館内
星空観察会 / 19:00 - 20:30
各天文同好会の協力で開催
奥州宇宙遊学館
常設展示
4D2U上映
立体宇宙シアターで見る“銀河”
ILC関連展示
国際リニアコライダーについて詳しくご説明します。
科学実験コーナー「蓄電池をつくる」他
サイエンス体験コーナー「ブラックホールの位置・大きさ計算体験」
水沢VLBI観測所(VERA)
特別内覧ツアー
木村榮記念館、本館2階AOC(アレイオペレーションセンター)、相関器室をガイドがご案内します。所要時間は約30分です。
※午前(10:00 - 12:00) 2回、午後(13:00 - 16:30)3回程度を予定しています。
※1回あたり最大30名までとさせていただきます。
受付場所
VERA20m電波望遠鏡前(構内南側、大きなパラボラアンテナ)
受付時間
  • 10:00 第1回 受付開始
  • 12:30 第2回 受付開始
  • 14:30 第3回 受付開始
アンテナツアー
VERA20mアンテナに登ってみよう! ツアー所要時間は約25分(移動・準備・安全説明時間含む)です。受付の際に整理券を配布いたします。ツアーの開始時間は申込み時にご確認ください。
※午前(10:00 - 12:00) 6回、午後(13:00 - 16:30)10回程度を予定しています。
※対象は小学校3年生以上で身長120㎝以上の方です。
※次に該当する方は参加できません。ハイヒール、サンダル、クロックス、下駄等の脱げやすい又は滑りやすい履物の方、酒気帯び、泥酔状態の方、高所恐怖症の方、健康上問題のある方。
受付場所
VERA20m電波望遠鏡前(構内南側、大きなパラボラアンテナ)
受付時間
  • 10:00 第1回 受付開始
  • 12:30 第2回 受付開始
  • 14:30 第3回 受付開始
研究紹介
ブラックホール紹介・模型展示
運用制御室・バックエンド室見学
アンテナ駆動体験
記念撮影シール
RISE月惑星探査検討室(RISE)
研究紹介
RISE月惑星探査検討室が関わっている、小惑星探査機「はやぶさ2」や木星系探査機「JUICE」について、探査機の特徴、観測機器、期待される科学、今後の予定等を紹介します。
Dagik Planet(ダジック・プラネット:デジタル惑星儀)
月・惑星・氷衛星を立体的に表示しながら、それぞれの天体の特徴を解説します。ぜひ自分で天体を動かしてみてください。
ペットボトルロケット体験
ペットボトルに水と圧縮空気を入れてモデルロケットを飛ばします。お子様から大人までお楽しみいただけます。
天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)
CfCAの企画についての詳細はこちらをご覧ください。
スパコン「アテルイ」ツアー
世界最速の天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」を間近に見学することができるツアーです。1回のツアー所要時間は約15分です。 受付の際に整理券を配布いたします。ツアーの開始時間は申込み時にご確認ください。
※小学校低学年以下のお子様は、必ず保護者の方の同伴が必要になります
受付場所
スーパーコンピュータ室横テント
受付時間
  • 09:45 午前の回 受付開始 (ツアー初回10:00 - )
  • 13:00 午後の回 受付開始 (ツアー午後初回13:30 - )
Mitaka VR(バーチャルリアリティ)
4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を、ヘッドマウントディスプレイを使って体験する企画です。1回の上映時間は約15分です。全方位立体視で,最新の宇宙像をお楽しみください。
※13歳以上対象
受付場所
国立天文台水沢 本館1階ロビー
実施時間
  • 10:00 - 12:00
  • 13:30 - 16:30
研究紹介

※写真の転載はご遠慮下さい。


主催
いわて銀河フェスタ2016実行委員会(国立天文台水沢VLBI観測所、奥州市、NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター/奥州宇宙遊学館)
共催
岩手県県南広域振興局、奥州市水沢南自治振興会、奥州商工会議所、奥州市観光物産協会
協力
クレイ・ジャパン・インク、日本宇宙少年団水沢Z分団、星の喫茶室、北上天文同好会、水沢星のサークル、水沢天文同好会、一関星の会
後援
JAXA、岩手県教育委員会、岩手日報社、河北新報社、胆江日日新聞社、岩手日日新聞社、水沢テレビ、奥州エフエム放送、月刊Oh!Shun

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