株式会社 岩手日報社と包括的な連携協定を締結

自然科学研究機構 国立天文台と株式会社 岩手日報社(以下、岩手日報社)は、包括的な連携協定を締結しました。両者代表による協定調印式を、2021年11月11日に国立天文台水沢にて執り行いました。

国立天文台と岩手日報社は、国立天文台水沢の前身である臨時緯度観測所が設立された1899年以来、岩手において科学拠点の一つと報道の中枢として、関係を築いてきました。

本協定は、優秀な博士人材確保の道筋を作る思いから「次世代研究者支援事業」として計画され、両者が共同で研究者を採用し、さまざまな分野で事業を行い、地域に貢献していくことを目指したものです。なおこの協定は、2019年12月に行われた当観測所120周年記念式典において、東根社長と常田台長による歓談に始まり、その後本間所長の講演会を聴講された東根社長からご提案をいただき、結実いたしました。

研究者のステップアップの新たな姿を生み出し、また科学振興に対する人材確保の強力な手段として、今後発展が期待されます。




常田佐久 国立天文台長(左)と株式会社 岩手日報社 東根千万億 社長(中央)、
本間希樹 水沢VLBI観測所長(右)

常田佐久 国立天文台長(左)、株式会社 岩手日報社 東根千万億 社長(右)



(文責:小澤友彦)

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