本間希樹所長 2020年度林忠四郎賞受賞

本間希樹所長が、2020年度(第25回)林忠四郎賞を受賞しました。

研究の表題は、「超長基線電波干渉計に基づく銀河系構造の研究と巨大ブラックホール・シャドウ撮像への貢献」です。

日本天文学会林忠四郎賞は、林忠四郎博士が京都賞を受賞されたのを記念し、「後進の天文学研究を奨励するため」として同博士より日本天文学会への寄付を基金として設定されたものです。天文学における独創的でかつ分野に寄与するところの大きい研究業績に対して授与されるものです(日本天文学会ホームページより抜粋)。

この受賞に対して本間所長は次のように述べています。「今回の受賞は身に余る栄誉であり、これまでの研究活動が評価されての受賞となったことを大変嬉しく思っています。特にVERAやEHTの研究成果が認められての受賞であり、どちらも共同研究者の皆様の協力なしには達成できなかったものです。これまで一緒に研究をしてきた共同研究者の方々および様々な形で研究を支えてくれた関係者の皆様に、この場を借りて心からお礼申し上げます。そして、これからもVLBIの技術を生かして様々な研究に挑戦し続けたいと思っておりますので、今後ともご支援を賜ることができれば幸いです。」

なお日本天文学会での授賞記念講演はオンラインでの開催を予定しており、授賞式等は現在検討中とのことです。




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文責:小澤友彦

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